歴史

「目が見えなくてもテニスがしたい!」

…との願いにこたえて、1985年より数年間、視覚障がい者のテニス用具の開発と普及・指導が、福祉施設などで体育・スポーツの授業や訓練と余暇活動などの中で実施をされてきました。

これらの参加者などから大会を開催したいとの気運が高まり、機が熟した1990年(平成2年)に「視覚ハンディキャップテニス大会実行委員会」が組織され、その年の10月21日に「第1回視覚ハンディキャップテニス大会」が、国立身体障害者リハビリテーションセンター(埼玉県所沢市)において開催されました。

そしてその大会当日、参加者の賛同のもとに「日本視覚ハンディキャップテニス協会」が設立されました。
その後、ハンディキャップテニスをブラインドテニスと改称し、2009年(平成21年)4月より日本ブラインドテニス連盟(JBTF)として活動しています。

連盟の目的は、障害の有無に関係なく、共にテニスに親しみ、余暇活動の善用により社会での融和を図り、生活の質の向上に寄与することとしています。
事業は、競技大会の開催、テニスの指導及び普及による研修会・講習会の開催、技術等の研究と開発などを行っています。

組織としては、本連盟に属する協会として、北海道協会、関東地域協会、中部地域協会、近畿協会、中国地域協会があり、それぞれで活発に活動をしています。
また、2007年(平成19年)より海外への紹介を始め、イギリス、韓国、台湾、中国でのデモンストレーションを行いました。
ブラインドテニスは、海外からの関心も高まっています。