競技について

ブラインドテニスは、バドミントンで使われる広さのコートを使い、バウンドしたときに音が出るよう工夫されたスポンジボールを、プレーヤーがラケットを使って交互に打ち合うスポーツです。

視覚障がい者が楽しむ球技スポーツは、卓球やバレーボールなど、ボールが平面を移動する二次元スポーツがほとんどです。

ブラインドテニスは、高さの要素が加わった三次元スポーツで、一般的な球技スポーツと同じく浮いたぼボールを打ち合います。
視覚障がい者にとって高さは把握し難い要素で、浮いているボールを認識することは難しく、更にそれをラケットで打ち返すブラインドテニスは、難易度の高いスポーツといえます。
しかし、その難易度の高さゆえに、ボールを追いかけ、ボールが打てたときの感覚と感動は、他の球技スポーツにない魅力があります。

本連盟ならびに各地域協会では、このブラインドテニスをより多くの方に楽しんでいただきたいと願うと共に、多くのお力添えを経て、大会ならびに普及活動を行っています。