福島県ブラインドテニス体験会実施報告書

福島県ブラインドテニス体験会実施報告書

日時:令和7年7月6日(日) 10時から15時
(準備9時から、後片付け15時30分終了)

会場:福島県立視覚支援学校
福島県福島市森合町6-34
電話: 024-534-2574

主催:日本ブラインドテニス連盟東北地域協会

協力:日本ブラインドテニス連盟
福島県立視覚支援学校
福島県視覚障害者協会

参加費:無料

参加人数合計10名
体験者:?6名(全盲2名 弱視2名 青眼2名)

協会派遣指導者:2名
面川 秀文・小松 由佳
協会派遣ボランティア:2名

プログラム:
10時~10時15分 開会式
(自己紹介、準備体操、ルール説明、デモンストレーションなど)
10時15分~12時 プレー体験
(サーブ練習、球出しなど)
12時?13時 休憩。
13時~14時45分 ミニゲーム体験(2ゲーム)、
相手を変えて2サイクル。
14時45分?15時 閉会式
(プレー体験の感想など。)
15時~ 後片付け。

参加者(プレーヤー)は福島県視覚障害者協会会員4名とその家族でした。
会場はバレーボールコートがゆっくり1面とれる広さでした。
弱視の国際コートでも1面は取れそうでしたが全盲もいたのでB1コートを設置し、ネットはポータブルタイプ(高さ80センチのもの)を使用しました。
ラケットは23インチのものを東北地域協会から持参し、学校にあった21インチのものも使用しました。
全盲の方たちは、令和元年に東北地域協会が主催した際に参加した方と、それ以前に関東地域協会が主催した時に体験したという方が参加されて、久しぶりの体験とあって、ラケットの握り方・振り方、サーブの仕方、ボールの当て方などの基本動作から練習を重ね、午後からはゲーム練習も体験してもらいました。
弱視方たちは令和元年に東北地域協会が主催した際に参加した方と、今回、初めて参加した方でした。サーブ練習、球出し、ラリー練習、ゲーム練習を実施し、はじめは探り探りのプレーでしたが上手にサリーでき、炸裂したプレーを楽しんでいました。
体験会終了後の感想発表では、前回に比べて「ラケットにボールが当たった感触を実感できた」、「また体験する機会を作ってほし」など、前向きな感想を多く聞くことができました。
当協会としてもフロアバレーボールなどが盛んな福島で、ブラインドテニスのクラブを立ち上げるまでには程遠く、継続して体験会を実施し、フォローアップというよりも、初心者にもブラインドテニスの楽しさや奥深さを体験してもらい、愛好者を増やせるよう努めていきたいです。

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