名称:2025ふかきたスポーツDAY
主催:大阪府営深北緑地指定管理者 深北緑地パートナーズ
参加団体:川村義肢株式会社・ミズノ株式会社・西武造園株式会社・ヨガスタジオARYA・セノー株式会社・その他
日時:2025年3月20日(木)
会場:深北緑地
〒574-0071大阪府大東市深野北4-284
参加者:近畿ブラインドテニス協会 会員
日程内容:
9;00 会場着、コート設営・準備
9:30 打ち合わせ
10:00 体験会
16:00 体験会終了
所感:
イベント前日は大阪でも雪が舞い、当日も日差し春めく中、最高気温11℃と寒い中での開催となったが、多くの方が来場されました。
球技広場では野球体験・ストラックアウト・ビンゴゲーム・ワークショップ、フードコーナー、テニスコートでは車いすテニス体験・立位テニス体験・デフテニス体験の中ブラインドテニスも体験会を行いました。
ブラインドテニスには30名程度の方が参加していただきました。参加者にはブラインドテニスボールでのラリー、弱視体験メガネやアイシェードを装着しての球出し、実際にブラインドテニスを行っているビデオの視聴をしてもらいました。
テニス経験者は少し慣れるとコツを掴んでアイシェードを装着していても球出ししたボールを相手コートにリターン出来たり、トスアップでサーブ出来たりしており、やはり長年身体が覚えた動作に関しては視覚の影響が少なく、今後ブラインドテニスをしていく上で、練習の積み重ねが必要だという事を改めて認識できた。初心者でも感が良い人はアイシェードをしても球出ししたボールを何回かラケットに当てることが出来ていました。参加者の殆どの方が「難しい、アイシェードをすると動くのが怖い」という視覚が空間や場を分かる手掛かりであることに気づいて下さり、それらが逆に視覚障がい者の状態を理解する自助となったようです。また視覚障がい者スポーツやブラインドテニスの特殊性(他のブラインドスポーツとの違い)にも興味を持っていただけたようでした。
今回のイベントにはたくさんの来場者がいらっしゃいましたが、球技広場がメインとなり、少し距離が有るテニスコートには来場者があまり流れていないようでした。メインの球技広場はゲートなど有るとともに、大きな看板やキッチンカーなどで目に留まりやすいが、テニスコートでは受付がコート前にあるものの、来場者からはコートを借りてテニスを楽しんでいるとしか見えないように感じ、参加しにくい感じが有ったと思われる。次年度それらの改善を考えれればと感じた。