山形県ブラインドテニス体験会実施報告書
日時:令和4年11月11日(金) 13時30分から16時20分
(準備11時30から、後片付け16時30分終了)
会場:山形県立山形盲学校
〒999-3103 山形県上山市金谷字金ヶ瀬1111
電話:023-672-4116
主催:日本ブラインドテニス連盟東北地域協会
協力:日本ブラインドテニス連盟
山形県立山形盲学校
参加人数合計約20名
体験者:約25名(小学生6名、中高生3名、理療科生3名、
職員・保護者 約13名)
協会派遣指導者:2名
面川 秀文、小松 由佳
協会派遣ボランティア:1名
(面川 洋市)
内容:自己紹介、ルール説明、デモンストレーション、ブラインドテニス体験
日程:11:30~13:30 コート作成・準備(昼休憩を含む)
13:35~14:20 小学部児童(6名)体験会
14:30~15:20 中学部・高等部生徒(3名)体験会
15:30~16:20 理療科生徒並びに教職員体験
16:20~16:30 後片付け
体験会は体育の授業時間を活用し、全校体制で迎えていただきました。参加者は小学生から理療科生までの児童生徒と、理療科教員を含む職員と保護者、約25名でした。そのほか見学している保護者や職員もおり、ブラインドテニスを周知する絶好の機会にもなりました。
ブラインドテニスについて児童生徒は一人も知っておらず、体育の教員もルールすら知らないとのことでした。校長先生が武井さんの奥さんの番組を視聴しており、機会があれば生徒に体験させたいと思っていたそうです。
会場の体育館はフロアバレーボールのコート1面があり、ブラインドテニスの国内コートが1面作成出来る広さでした。今後も楽しんでもらえるように敷設したままにしました。
23インチのラケット4本を持参し、2本は置いてきました。
ボールは東北大会で使用したユーズドボール(貴4個、黒2個)を持参し、置いてきました。
ネットは、東北地域協会のポータブルタイプのネット(国内用)を持参し、ネットの代替のものについて提案し、終了後は持ち帰りました。教頭先生からは、ネットの価格について質問を受けました。
児童生徒は全盲が多く、弱視生徒もいましたが、B2クラス程度でした。
小学生からは「最初はボールにラケットを当てることが出来ませんでしたが、ボールにラケットを当てることが出来、楽しめたのでよかったです。」という感想などが聞かれました。
中高生からは「最初はブラインドテニスが出来るか不安でしたが、サーブやレシーブ、面川さんと、ラリーが出来るようになり、楽しかったです。」という感想などが聞かれました。
理療科生は、帰省日でありながら、帰りの電車の時間を遅らせてまで楽しんでおり、私たちが後片付けを終え、帰る際にも、ラリーを続け、楽しんでいました。
職員の方々も、交代でダブルスを楽しんでいました。
今後とも東北各地で、このような機会を増やし、ブラインドテニスの周知や、体験会を実施し、プレーヤーの獲得を目指していきたいと思います。