第34回日本ブラインドテニス大会 申し合わせ事項
【目次】
1.競技方法および試合方式
2.コート/ラケット/ボール/サーブ時の声掛け
3.試合方式に関する補足
4.試合前について(確認事項、サービス権、練習)
5.審判団からのお願い
6.競技運営側からのお願い
1. 競技方法および試合方式
a. 競技方法
① 勝ち残り方式のトーナメントとする。3位決定戦は行わない。
②
ただし、エントリーが3名のクラスは、ラウンドロビン方式(総当たりリーグ戦)に
より順位を決定する。
b. 試合方式
1セットマッチ(6オールタイブレーク)ノーアドバンテージ方式とする。
2. コート/ラケット/ボール/サーブ時の声掛け
(1) コートの規格(JBTF競技規則付録1 IBTA基準を適用)
(B1クラス)
横 : 6.10m
縦 : 12.80m(ネットからベースラインまで6.40m)
サービスライン : ネットから4.60m
ネットの高さ : 83cm
(B2及びB3クラス)
横 : 8.23m
縦 : 18.28m(ネットからベースラインまで9.14m)
サービスライン : ネットから6.40m
ネットの高さ : 90cm
(2) 競技ラケット
① ラケットの全長は以下を上限とする。(JBTF競技規則付録2 IBTA基準を適用)
B1クラス: 23インチ以下
B2・B3クラス: 25インチ以下
②
試合直前に長さを測定し、規定外のものについてはそのラケットを試合に使用するこ
とはできない。
(3) ボール
B2・B3クラスにおいては、黄色または黒色のボールを選択できる。ボールの選択は
サーバーが行い、サービスゲームごとに変更できるが、同一ゲーム中は変更できない(タ
イブレークも1ゲームと見なす)。
なお、B1クラスにおいては、黄色ボールのみを使用する。
(4) サーブ時の声掛け(JBTF競技規則付録3 IBTA基準を適用)
サーバー: Ready?
レシーバー: Yes.
サーバー: Play. ⇒ ボールをサーブする。
(5) 服装等
①
試合時の服装: 選手は上下テニスウェア、もしくはその他のテニスにふさわしいス
ポーツウェアを着用すること。
②
B1クラス出場選手は、競技領域内では常にアイマスクまたはアイシェードを着用し、主審の許可なく外してはならない。
3. 試合方式に関する補足
(1) ノーアドバンテージ
全試合、ノーアドバンテージ方式を採用し、デュース(40-40)となった場合、次の1
ポイントを先取した側がそのゲームを取得する。その際、レシーバーがレシーブサイドを
選択する。
(2) タイブレーク・ゲーム
7ポイントのタイブレーク・ゲームを行う。
すなわち、2ポイント以上の差をつけて7ポイント以上を先取した側がその試合の勝者と
なる(ポイント6-6となった場合、2ポイント差が付くまで続行する)。
(3) エンド・チェンジ(コート・チェンジ)
エンド・チェンジは、奇数ゲーム終了ごとに行う。
また、タイブレーク・ゲームにおいては、6ポイントごとに行う。
エンドの交代は90秒以内に行うものとし、その間に水分補給を行うことができる。た
だし、第1ゲーム終了後、およびタイブレーク中については、水分補給はできるが休憩を
取ることはできない。
(4) 試合に関する時間制限について
大会日程の都合上、次のとおり試合時間に制限を設ける。
1セットマッチの試合 40分
試合開始後、上記の時間を経過しても試合が終了していない場合は、その時点で行われて
いるゲームの終了をもって試合終了とする。
このとき、
① 2ゲーム以上の差が付いている場合、試合終了とする。
② ゲームカウントがオールの場合、タイブレークにより勝敗を決する。
③ 上記最終ゲームが奇数ゲーム、かつ1ゲーム差の場合(4-3,
3-2など)は、次の偶数
ゲームまで行うものとする。その結果、ゲームカウントがオールとなった場合は、タイブ
レーク方式により勝敗を決定する。
4. 試合前について(確認事項、サービス権、練習)
(1) 試合前の確認事項
主審により、ラケット(全長)、装着具(B1クラス:アイマスクまたはアイシェード
)の確認を行う。
(2) サービス権、エンド(コート)の選択
サービス権、エンドの選択はジャンケンとする。ジャンケンの勝者は、次のいずれか
の選択を行う。
A)
第1ゲームにおけるサーブまたはレシーブを選択する。この場合、ジャンケンの敗者
はエンド(コート)を選択する。
B)
第1ゲームにおけるエンド(コート)を選択する。この場合、ジャンケンの敗者はサ
ーブまたはレシーブを選択する。
(3) 試合前練習
a.
試合前の公式練習は,両選手、デュースサイド(右コート)2本、アドバンテージサイド(左コート)2本のサーブを行う(レシーバーはリターンすることができるがラリーは行わない)。
b.
初戦(注)については、全体で2分間を限度として、上記のサーブ練習終了後、残り時間はストローク練習等に充てる。
(注)選手の一方にとって初戦である試合を含む。
5. 審判団からのお願い
主審の判定に対しての質問は受け付けます。また、フォールト、アウトとなった場合
の距離と方向に関する質問は主審に行ってください。
6. 競技運営側からのお願い
①
競技進行にご協力ください。出場する試合の前の試合が開始しましたら、コート脇の
選手待機場所にて待機していてください。
②
プレーの妨げにならないよう定められた場所で観戦してください。特に各コートのベースライン後方にはとどまらないようにしてください。また、インプレー時は、ベースラインの後方を横切らないでください。
③ 飲食・喫煙は定められた場所で行ってください。
④ 体育館内に敷設してある用器具は使用しないでください。
⑤ ゴミはお持ち帰りください。
⑥
十分に水分摂取をしてください。体調管理には十分注意し、無理のないようにお願いします。
⑦ お困りのことがありましたら、お気軽に本部席までお問い合わせください。