第29回アスカム杯ブラインドテニス大会 申し合わせ事項
【コートの配置について】
入り口を背にして(舞台を正面に見て)
第1コート:正面奥、舞台に沿って横長のコート。
第2コート:入り口側、左手前の縦長のコート。
第3コート:入り口側、右奥の縦長のコート。
※入口側の壁は、第2・第3コートのベースライン後方に当たり、スリーバウンドラ
インがあるため、
通路として使用しないようお願いします。
1.
ペアにて申し込むこと。ペアなしでの申し込みは受け付けないものとする。
2.
各競技クラスにおいて、参加ペアが3組未満の場合は、
エントリー状況によって、スタンダードクラス・アドバンスドクラス混合とする場合
がある。
3.
サービスまたはエンドの選択は、ジャンケンとする。
4.
勝敗はショートセット方式(4ゲームマッチ)とし、
2ゲーム以上の差を付けて4ゲーム先取した側を勝者とする。
ゲームカウントが4-4になったときは、
9ゲーム目を7ポイント先取によるタイブレーク方式を採用する。
ただし、タイブレークにおいて6ポイントオールとなった場合は、
その後2ポイント差をつけた側をもって勝者とする。
5.
ゲーム中にデュースとなった場合は、ノーアドバンテージ方式を採用し、
1ポイントを先取した側が、そのゲームを取得する(ディサイディングポイント)。
その際、スタンダードクラスにおいて、サーバー・レシーバーともに障害者とし、
レシーバーはレシーバーサイドを選択できる(レシーバーズチョイス)。
また、アドバンスドクラスの場合は、サービスおよびレシーブともにどちらがプレー
してもかまわない。
6.
エンドチェンジは、奇数ゲーム終了後、またはタイブレークゲームにおいて
ポイント合計が6の倍数になったとき行う。
その際は、水分補給を含め90秒を限度とする。
ただし、第1ゲーム終了後およびタイブレークゲーム中は、水分補給のみとする。
7.
1試合にプレーヤー1人につき1回メディカルタイムを要求できる。
3分を目処とする。
8.
公式練習は、初戦の場合3分を限度とし、
サービスを中心に各プレーヤーがデュースサイド(右側)、
アドバンテージサイド(左側)それぞれ2本ずつ行う。
2試合目からは各サイドそれぞれ1本ずつとする。
9.
ダブルス競技規則日本ブラインドテニス連盟(JBTF)「競技規則2020年度版」を基本と
し、
本大会特有のルールについて以後の項にて記載する。
(1)視覚障害者と晴眼者、および視覚障害者同士がペアとなり、ダブルス競技を行う
。
(2)競技クラスと競技方法については、以下とする。
①クラス:D1‐S(D1 スタンダードクラス、男子・女子)
ペアの組合せ:B1プレーヤー(アイマスク、または、アイシェード装着)と晴眼プレ
ーヤー
有効バウンド数:B1プレーヤー…3バウンド以内
晴眼プレーヤー…3バウンドのみ
②クラス:D1‐A(D1 アドバンストクラス、ミックス)
ペアの組合せ:ともにB1プレーヤー(アイマスク、または、アイシェード装着)
有効バウンド数:B1プレーヤー…3バウンド以内
③クラス:D2‐S(D2 スタンダードクラス、男子・女子)
ペアの組合せ:B2プレーヤーと晴眼プレーヤー
有効バウンド数:B2プレーヤー…3バウンド以内
晴眼プレーヤー…2バウンドのみ
④クラス:D2‐A(D2 アドバンストクラス、ミックス)
ペアの組合せ:B2プレーヤー(視力0.03以下あるいは視野5度以内)とB2/B3プレーヤ
ー
有効バウンド数:B2プレーヤー…3バウンド以内
B3プレーヤー…2バウンド以内
⑤クラス:D3‐S(D3 スタンダードクラス、男子・女子)
ペアの組合せ:B3プレーヤー(視力0.1以下、あるいは視野20度以内)と晴眼プレー
ヤー
有効バウンド数:B3プレーヤー…2バウンド以内
晴眼プレーヤー…1バウンドのみ
⑥クラス:D3‐A(D3 アドバンストクラス、ミックス)
ペアの組合せ:B3プレーヤー(視力0.1以下、あるいは視野20度以内)と
B2/B3プレーヤー
有効バウンド数:B3プレーヤー…2バウンド以内
B2プレーヤー…3バウンド以内
※アイマスク、アイシェード装着者は、試合中は、はずしてはならない。
※試合中、プレイヤーに対するペア以外の第3者よりのコーチングは禁止する。
※D1クラスにおいて、スタンダードクラス・アドバンスドクラスが混合になった場合
、
それぞれエントリーしたクラスのルールに基づいて試合を行うこととする。
(3)D1クラスにおいて、会場の都合上スリーバウンドでレシーブできないコートがあ
るため、
ベースラインから6m後方のラインを設け、そのライン内でスリーバウンドしなかった
ボールについては、
サーブの場合はフォルト、リターンの場合は失点とする。
(4)ビブスについて、晴眼者プレーヤーに加え、D2・D3クラス混合となった場合は、
色分けによりクラスを明確にするため、B2・B3プレーヤーもビブスを着用することと
する。
(5)ペアは試合開始前に第1サーバーを定め、サービスゲームごとにサーバーを交代し
なければならない。
また、レシーブゲームにおいて、
サービスのレシーブ時にデュースサイドとアドバンテージサイドに入るプレーヤーを
決め、
その試合を通じて変更してはならない。
(6)スタンダードクラスでは、ゲーム中障害者プレーヤーと晴眼者プレーヤーが交互
にプレーしなければならない。
また、アドバンストクラスでは、ゲーム中同じプレーヤーが続けてプレーすることを
妨げない。
(7)プレー中、相手の打球がペアのいずれかにノーバウンドで直接当たった場合は、
以下の通りとなる。
○障害者プレーヤー:
コート外であれば相手側の失点とし、コート内であれば当たった側の失点とする。
この時、身体の一部がコート内にあった場合は、コート内と同様、当たった側の失点
とする。
○晴眼者プレーヤー:
コート内外問わず当たった側の失点とする。
(8)タイブレークは、以下の順番でサービスを行う。
1本目:1ゲーム目のサーバーが、デュースサイドよりサーブ。
2本目:2ゲーム目のサーバーが、アドバンテージサイドよりサーブ。
3本目:2ゲーム目のサーバーが、デュースサイドよりサーブ。
4本目:3ゲーム目のサーバーが、アドバンテージサイドよりサーブ。
5本目:3ゲーム目のサーバーが、デュースサイドよりサーブ。
6本目:4ゲーム目のサーバーが、アドバンテージサイドよりサーブ。
7本目:4ゲーム目のサーバーが、デュースサイドよりサーブ。
8本目:1ゲーム目のサーバーが、アドバンテージサイドよりサーブ。
9本目:1本目に戻る。
(その後、繰り返しとなる)