第20回日本ブラインドテニス中部日本大会 申し合わせ事項

第20回日本ブラインドテニス中部日本大会 申し合わせ事項

1. 競技コートおよび使用具について
(1)コートの規格(JBTF競技規則付録1に記載のIBTAルールによる)

横6.10m、縦12.80m(ネットからベースラインまで6.40m)
サービスライン:ネットから4.60m(ベースラインから1.80m)
ネットの高さ:83cm


横8.23m、縦18.28m(ネットからベースラインまで9.14m)
サービスライン:ネットから6.40m(ベースラインから2.74m)
ネットの高さ:90cm

(2)競技ラケット(JBTF競技規則付録2に記載のIBTAルールによる)
硬式テニスラケットまたはそれに準じる物で、
B1クラスは全長23インチ以下、B2・B3クラスは全長25インチ以下とする。
※試合直前に長さを測定し、規定外のものについてはそのラケットを試合に使用する
ことはできない。
(注)規定外となった場合には、協会の準備したラケットを使用していただきます。

(3)競技ボール
JBTF公認球を使用する。
B1クラスにおいては黄色のみとし、B2・B3クラスにおいては、
サーバー側がそのゲームでの使用ボールとして黄色または黒色どちらかを選択できる

ただし、同一ゲーム中は変更できない(タイブレークも1ゲームとみなす)。

2. 競技方法および試合方式
(1)競技方法
勝ち残り方式のトーナメントとする。3位決定戦は行わない。
ただし、エントリーが3名のクラスについては、総当りリーグ戦とする。
※エントリーが2名のクラスについては、決勝戦を行い、男女混合あるいは別クラス
との混合は行わない。

(2)試合方式
ショートセット方式(4ゲームマッチ)を基本とするが、
準決勝および決勝戦については、1セットマッチ(6オールタイブレーク)とする。
なお、リーグ戦はショートセット方式とする。

※ショートセット方式(4ゲームマッチ):相手に2ゲーム以上の差を付けて4ゲーム先
取した側を勝者とする。
ただし、ゲームカウントが4-4になった場合は、7ポイント先取によるタイブレー
ク・ゲームを行う。

※1セットマッチ(6オールタイブレーク):相手に2ゲーム以上の差を付けて6ゲーム先
取した側を勝者とする。
ただし、ゲームカウントが6-6になった場合は、7ポイント先取によるタイブレーク
・ゲームを行う。

※ 7ポイントのタイブレーク・ゲームにおいて、6-6となった場合は、2ポイント差が
付くまで続行する。

3. 試合前について
(1)アイマスク・アイシェード着用
B1クラス出場者は、試合前公式練習を含め、
競技領域では審判の許可なくアイマスクまたはアイシェードを外してはならない。

(2)サービス権、エンドの選択
サービスまたはエンドの選択は、ジャンケンとする。
ジャンケンの勝者は次のいずれかを選択する。

(A)第1ゲームにおけるサーバーまたはレシーバーを選択する。
この場合、敗者はエンドを選択する。

(B)第1ゲームにおけるエンドを選択する。
この場合、敗者はサーバーまたはレシーバーを選択する。

(3)試合前練習
公式練習は、両選手デュースサイド・アドバンテージサイド各々2本のサーブを行う

レシーバーはリターンすることができるが、ラリーは行わない。
初戦は3分間を限度とし、上記のサーブ練習後は、ストローク練習等に充てる。

4.試合に関する補足
(1)サーブ時の声掛け(JBTF競技規則付録3に記載のIBTAルールによる)

サーバー “Ready?”
レシーバー “Yes.”
サーバー “Play.” → サーブする

(2)ノーアドバンテージ
ゲーム中にデュースとなった場合は、ノーアドバンテージ方式を採用し、
1ポイントを先取した側が、そのゲームを取得する(ディサイディングポイント)。
その際、レシーバーがレシーブサイドを選択できる(レシーバーズチョイス)。

(3)エンドチェンジ
エンドチェンジは、奇数ゲーム終了後またはタイブレークゲームにおいて、
ポイント合計が6の倍数になったとき行い、水分補給を含め90秒を限度とする。
ただし、第1ゲーム終了後およびタイブレークゲーム中は、水分補給のみとする。

(4)メディカルタイム
1試合に1度、メディカルタイムを要求できる。3分を目安とする。

(5)コーチング
試合中、プレイヤーに対する第三者からのコーチングは禁止する。

(6)時間制限について
大会日程の都合上、次のとおり試合時間に制限を設ける。
ショートセット方式(4ゲームマッチ):25分
1セットマッチ(6オールタイブレーク):35分
試合開始後、上記の時間を経過しても試合が終了していない場合は、
その時点で行われているゲームの終了をもって試合終了とする。
このとき、
①2ゲーム以上の差が付いている場合、試合終了とする。
②ゲームカウントがオールの場合、タイブレークにより勝敗を決する。
③上記最終ゲームが奇数ゲーム、かつ1ゲーム差の場合(4-3,3-2など)は、次の偶
数ゲームまで行うものとし、
その結果、ゲームカウントがオールとなった場合は、タイブレーク方式により勝敗
を決する。

5. 審判団からのお願い
主審の判定に対しての質問は受け付けます。
また、フォールト・アウトとなった場合の距離と方向に関する質問は、主審または副
審に言ってください。

6. 競技運営側からのお願い
①競技進行にご協力ください。
出場される試合の前の試合が開始される際には、コートに待機していてください。
②プレーの妨げとなりますので、定められた場所で観戦してください。
③インプレー中は、ベースライン後方を横切らないでください。
④飲食は、休憩室(軽食堂)・第1競技場観覧席でお願いします。
第2競技場は水分摂取のみとしてください。
⑤体調管理には十分注意し、無理のないようにお願いします。
⑥ごみは各自でお持ち帰りください。
⑦お困りのことがありましたら、お気軽に本部席までお問い合わせください。
⑧各種マスコミによる取材等が行われる場合がございます。
撮影拒否等は受付にお申し出ください。

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